接待を伴う飲食店における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル
自主点検チェックリスト 店舗編
本チェックリストは「接待を伴う飲食店における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」に沿った対応状況を各店舗が自ら確認する際のツールとして作成したものです。各店舗における対策の実施状況を確認する際の目安とはなりますが、このチェックリストがすべて埋まっているからといって新型コロナウイルスへの感染リスクが無くなることを保証するものではありません。しかしながら、できる限りの対策をとっていくことが従業員の感染リスクを下げ、ひいては店舗での集団感染を防ぐことにつながっていきます。
●施設の衛生管理●
換気・距離の確保など P2〜3 P4〜5 P6〜7
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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1 | 各店舗のつくりに応じた適切な換気方法を定める。 | |
2 | あらかじめ定めた方法で、定期的(1時間に2回以上が目安)に換気を実施する。 | |
3 | お客様(グループ)同士や従業員が近距離で接触することのないようにする。 例:距離の確保、パーテーションなどの設置、個室対応、配席の工夫、など。 |
清掃・消毒など P8〜9
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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4 | 店舗入口や店内の適切な位置に消毒備品(消毒用アルコールなど)を設置し、 入店時など、店内での手洗いや手指の消毒を呼びかける。 | |
5 | 始業前、終業後は店内の清掃を徹底し、人がよく触れる箇所の消毒を行う。 | |
6 | 人がよく触れる箇所・共用物品など(ドアノブ、スイッチ、手すり、タッチパネル、リモコンなど) は定期的に清掃・消毒する。カラオケマイクは、使用者ごとに消毒する。 | |
7 | お客様が入れ替わる時には、お客様の触れる箇所・共用物品など(テーブル、座席、パー テーション・アクリル板、メニュー、タッチパネル、呼び出しボタンなど)を清掃・消毒する。 | |
8 | ゴミの回収や食器の洗浄などは、使い捨て手袋やマスクなどを着用して行う。 ゴミはビニール袋などに入れて密閉して回収する。作業後は速やかに手を洗う。 |
トイレの対策 P10
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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9 | トイレには、手洗いせっけんやペーパータオルなどを設置する。 | |
10 | トイレのふたを閉めて汚物を流すよう呼びかける。 | |
11 | トイレは、使い捨て手袋・マスクなどを着用して、定期的に清掃し、不特定多数が触れる箇所の消毒を行う。 |
休憩室などの対策 P11
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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12 | 休憩室などは部屋の大きさに応じて人数制限をする。従業員には、休憩中のマスクの着用や人との距離の確保など、感染予防の徹底を図る。 | |
13 | 休憩室などは、定期的に換気を行う。また、共用物品など(ドアノブ、スイッチ、テーブル、椅子、リモコンなど)は、定期的に清掃・消毒する。 |
●従業員向け対策●
P14-15 P16-17 P18-19
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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14 | 従業員は、接客時や休憩中も含めて、常にマスクの着用や咳エチケットを徹底する。 | |
15 | 従業員は、入店時やお客様の入替時など、こまめにせっけんによる手洗い(30秒)を行う。 | |
16 | 従業員は、出勤前に必ず検温と咳やのどの痛みなどの症状がないかを確認し、出勤時に報告する。店舗責任者は、毎日、従業員の健康状態を確認し、記録する。 | |
17 | 従業員は、自身や同居家族などが37. 5度以上の発熱、軽度であっても、咳やのどの痛みなどの症状を発症した場合、店舗に報告し、自宅待機する。店舗責任者は、従業員が、勤務中に体調不良となった場合は、直ちに帰宅させる。 | |
18 | 従業員は、定期的にPCR検査を受けるとともに、日ごろから感染予防に努める。 | |
19 | 新型コロナウイルス感染症の感染者や濃厚接触者などと判断された従業員の就業は禁止する。 | |
20 | 店舗責任者は、従業員が自宅待機となった場合の対応について、あらかじめ定めておく。 | |
21 | 従業員は、過度に顔や髪を触らないよう気をつける。 帰宅後は手や顔を洗うなど、感染予防に努める。 | |
22 | ガイドラインに基づく感染症対策の必要性について、従業員に丁寧に説明する。 |
●お客様向け対策●
P20-21 P22
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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23 | 入店時に、非接触型機器などを活用して、お客様の検温と体調確認を行い、発熱や咳、のどの痛みなどの症状のある方、濃厚接触者と判断された方などの入店をお断りする。 | |
24 | 入店時に、お客様にマスクの着用や咳エチケットについてお願いし、飲食時以外のマスクの着用について呼びかける。 | |
25 | お客様に、入店時など、店内での手洗いや手指の消毒について呼びかける。 | |
26 | お客様に、店内での大声での会話は控えていただくよう呼びかける。 | |
27 | お客様に、適切な予防策を講じていただくため、飲酒が過量にならないよう呼びかける。 | |
28 | お客様に、新型コロナウイルス感染症対策を実施中であることをお知らせし、 感染症対策への協力について呼びかける。 | |
29 | 万が一の感染者などの発生に備えて、お客様の氏名、連絡先、体調などの把握に努め、記録する。または、北海道コロナ通知システムの利用登録を徹底する。 |
●接客時の対策●
接客サービス P23 P24
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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30 | カウンターやテーブル席で注文を受けるなど、接客を行うときは、お客様の正面に立たないようにし、お客様との距離を確保する。 | |
31 | 接客する従業員は、なるべく真正面や横並びに座らず、斜め向かいに座るようにし、 できるだけ人と人との距離を確保する。 | |
32 | お客様ごとに接客する従業員を決め、接触人数を最小限にする。 | |
33 | 会話が大声にならないよう、BGM音量などを最小限にする。 | |
34 | 現金、クレジットカードなどを取り扱う場合は、手渡しで受け取らず、キャッシュトレイなどを使用する。また、電子決済などの非接触型決済を活用する。 |
調理・食事提供 P25
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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35 | お客様同士のお酌やグラス・お猪口の回し飲みは避けるよう呼びかける。 | |
36 | マドラーやスプーン、箸などの食器の共有や使い回しは避けるよう呼びかける。 | |
37 | 料理やおつまみなどは、大皿での提供は避けて、個々に提供する。盛り合わせ料理などを提供する場合は、従業員が取り分けるなどの工夫をする。 |
カラオケ・ショーなど P26
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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38 | カラオケをされるお客様に対しマスクの着用をお願いする。歌唱に際しては、人との距離を確保し、正面に座らない(立たない)ようにする。 | |
39 | お客様の横について一緒にカラオケやダンスなどを行う行為は、当面の間自粛する。 | |
40 | お客様の近距離で行うライブ、ダンス、ショー、シャンパンコールなどは当面の間自粛する。実施せざるを得ない場合は、人が密集しないよう、人数制限や客席とステージとの距離を十分に確保する。 |
出入り事業者への協力依頼
P27
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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41 | 出入り事業者には、各店舗への出入り時に、マスクを着用してもらう。 | |
42 | 出入り事業者に、建物への入館や店舗へ出入りする際に、手指のアルコール消毒または手洗いの実施を呼びかける。 | |
43 | 出入り事業者に、自身や同居家族などが37.5度以上の発熱、咳やのどの痛みなどの症状を発症した場合、自宅待機してもらうよう協力を依頼する。 |