接待を伴う飲食店における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル
従業員向け対策
18 従業員は、定期的にPCR検査を受けるとともに、日ごろから感染予防に努める。
〈従業員〉
店舗での感染症対策のほか、日ごろからマスクの着用や手洗い励行、感染リスクの高い行動をとらないなど感染予防に努めるとともに、定期的にPCR検査を受けましょう。
〈店舗責任者〉
万が一、従業員が感染した場合などは、さらに感染が拡大しないよう速やかに保健所の調査に協力するとともに、お店を再開するにあたっては、これまでの感染症対策が適切であった かを見直しましょう。
日頃からできる感染予防
- マスク着用
- 手洗い
- 感染リスクの高い行動をとらない
など
19 新型コロナウイルス感染症の感染者や 濃厚接触者などと判断された従業員の就業は禁止する。
〈従業員〉
新型コロナウイルス感染症の感染者などとなった場合や、感染者と濃厚接触があり、保健所から自宅待機等の措置を要請された場合などは、速やかに店舗責任者に報告してください。
〈店舗責任者〉
感染者や濃厚接触者などとなった従業員の就業は禁止しましょう。
20 店舗責任者は、従業員が自宅待機となった場合の対応について、 あらかじめ定めておく。
〈店舗責任者〉
- 従業員に発熱などの症状が出て自宅待機となった場合、速やかに対応できるよう、あらかじめ予備シフトを定め、従業員にそのことを知らせておきましょう。
- 従業員が確保できず、やむを得ず臨時休業とする場合の判断の目安や、お客様への周知方法、従業員への連絡方法などを定めておきましょう。
21 従業員は、過度に顔や髪を触らないよう気をつけsる。 帰宅後は手や顔を洗うなど、感染予防に努める。
- 人は無意識に顔を触っており、ウイルスがついた手で、口、鼻などに触れることにより感染するので注意が必要です。このため、従業員は普段から顔や髪を触らないよう気をつけましょう。
- 店舗などで周囲から飛沫を浴びている可能性があるため、帰宅後は手や顔を洗いましょう。すぐに着替えたり、シャワーを浴びるのも家庭内への持ち込み防止には効果的です。
- 衣装や制服はできるだけこまめに洗濯するようにしましょう。
22 ガイドラインに基づく感染症対策の必要性について、従業員に丁寧に説明する。
- 本ガイドラインに基づく対策は、従業員全員がしっかりと実践していく必要があります。店舗責任者は、なぜこのような対策が必要なのか、従業員全員に理解してもらえるよう丁寧に説明しましょう。
- 単なる押し付けでは形式的な対応になりがちですが、必要性を理解してもらうことで、より実効性のある対策となっていきます。