接待を伴う飲食店における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル
施設の衛生管理〜トイレの対策〜
9 トイレには、手洗いせっけんやペーパータオルなどを設置する。
- せっけんによる正しい手洗いを行うことができるよう、トイレには手洗いせっけん、ペーパータオルなどを設置しましょう。
- 手洗いの後は、水分をよく拭いたうえで、アルコールで消毒すると効果的です。
ウイルスの拡散を防止するため、ハンドドライヤーや共用タオルの使用は控えて、 ペーパータオルを設置するか、使い捨ておしぼりなどを使用しましょう。
10 トイレのふたを閉めて汚物を流すよう呼びかける。
- トイレのふたをせずに汚物を流すと、水しぶきとともに、糞便に由来するウイルスや細菌などが飛散する可能性があります。
- トイレのふたを閉めてから水を流すよう呼びかけるか、ポスター掲示などで、お知らせしましょう。
11 トイレは、使い捨て手袋・マスクなどを着用して、定期的に清掃し、不特定多数が触れる箇所の消毒を行う。
- 糞便からの新型コロナウイルス感染について、明確な知見は示されていませんが、トイレは使い捨て手袋、マスクなどを着用して定期的に清掃し、不特定多数が触れる箇所を次亜塩素酸ナトリウム（0. 05％）などにより消毒しましょう。
- 清掃の後は、せっけんで手を洗うことも重要です。
糞便や嘔吐物などで トイレが汚れていた場合は、ノロウイルスによる感染症の可能性も疑われるため、すみやかに清掃し、次亜塩素酸ナトリウム（0. 1％）で 消毒を行いましょう。清掃の際には窓を開けたり、 換気扇を回すなどして換気を行うとともに、マスク、使い捨て手袋、清掃用エプロンを着用しましょう。
