接待を伴う飲食店における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル
従業員向け対策
14 従業員は、接客時や休憩中も含めて、 常にマスクの着用や咳エチケットを徹底する。
従業員は、接客時や休憩中、調理中なども含めて、常にマスクの着用や咳エチケットを徹底しましょう。
- マスクは、着用方法や素材などによって効果に違いがあるとされています。
- フェイスシールドやマウスシールドのみの着用は、いずれも飛沫の拡散や吸い込みについて、マスクのような効果はありませんので注意しましょう。
- 保健所の調査で濃厚接触者を特定するときには、陽性者との距離や接触時間、周辺の環境、マスクの着用有無や素材などから総合的に判断されます。
- 不特定多数の方と近距離で接触する機会の多い「接待を伴う飲食店」においては、感染のリスクを減らすため、マスクを適切に選択・着用するようにしましょう。
マスクはどのような効果があるのでしょうか。
- マスクの素材や、人と人の距離感などによって、マスクの効果には違いが生まれます。
- マスクの素材ですが、一般的なマスクでは、不織布マスクが最も高い効果を持ちます。次に布マスク、その次にウレタンマスクの順に効果があります。もちろん、人の顔の形は千差万別ですので、同じ素材のマスクの間でも、自分の顔にぴったりとフィットしているマスクを選ぶことが重要です。また、マスクのフィルターの性能や布の厚さなどによっても差が出ます。
- マスクは、聞き手のウイルス吸入量を減少させる効果より、話し手からのウイルス拡散を防ぐ効果がより高くなります。
- 図は、マスクの効果についての研究結果です。
出典:厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」令和3年2月6日時点版(一部抜粋)
【聞き手だけがマスク着用】
【話し手だけがマスク着用】
【両方がマスク着用】
出典:マスクの効果について(東京大学医科学研究所のデータを基に内閣官房 作成資料)