新型コロナウイルス感染防止対策マニュアル
自主点検チェックリスト 店舗編
本チェックリストは「飲食店における新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン」に沿った対応状況を各店舗が自ら確認する際のツールとして作成したものです。
各店舗における対策の実施状況を確認する際の目安とはなりますが、このチェックリストがすべて埋まっているからといって新型コロナウイルスへの感染リスクが無くなることを保証するものではありません。
しかしながら、できる限りの対策をとっていくことが従業員の感染リスクを下げ、ひいては店舗での集団感染を防ぐことにつながっていきます。
●基本対策●3密(密閉・密集・密接)を避けるための対策(高リスク環境の防止)
①店内の換気の徹底(2P)
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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1 | 各店舗のつくりに応じた適切な換気方法を定める。※ (2方向の窓を同時に開ける、または、それに準じた換気方法をとる) ※ビル内の店舗の場合は、オーナーと相談の上、換気方法を定めること。 |
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2 | あらかじめ定めた方法で、定期的(1時間に2回以上が目安)に換気を実施する。 |
②不特定のお客様同士の近距離での接触の防止(4P)
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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3 | お客様同士が近距離で接触することのないようにする。 例1:客席(テーブル)間の距離を2m程度に広げる。 例2:客席(テーブル)間に、飛沫を防ぐことのできるついたてなどを設置する。 |
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4 | 宴会を行う団体(グループ)は、個室へ案内するか、個室が用意できなければ客席をついたてなどで区分けするようにして、他の団体(グループ)との接触を極力避ける。 | |
5 | 宴会は、行動履歴が同一の団体(同じ会社内の同じ部署など)のみを受け入れる。 | |
6 | 宴会当日は、幹事などに対し、団体(グループ)内に発熱、咳やのどの痛みなどの症状がある方がいないことを確認する。 |
③お客様と接する従業員のマスク着用等など(6P)
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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7 | 注文や配膳、会計など、不特定多数のお客様と接する従業員はマスクを着用する。 | |
8 | お客様との会話を伴う接客(カウンターなどにおける接客)は、可能な限り控える。 例:カウンターとテーブル席の両方を有する店舗では、カウンターでの接客を控える。 |
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9 | カウンターなどでの接客を行わざるを得ない場合、接客する従業員はマスクを着用する。 | |
10 | お客様の横に着いての接客や酒の提供、一緒にカラオケやダンス等を行うなど、お客様と至近距離での接触を伴う接客は、可能な限り自粛する。 | |
11 | ライブやダンス・ショーなどの提供は、可能な限り自粛する。 実施せざるを得ない場合は、お客様の人数を制限したり、客席とステージとの距離を十分(最低2m以上)に保ち、お客様がステージに接近することのないようにする。 |
●追加対策●飲食店で想定されるリスクに基づく対策
①共用する物品などの適正管理(8P)
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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12 | 始業前、終業後における店舗内の清掃と消毒を徹底する。 | |
13 | 従業員は、せっけんによる手洗い(30秒)を励行する。特に、入店後、接客対応の後、会計後、客席の清掃後、料理の提供時、終業後などは徹底する。 | |
14 | トイレは、定期的な清掃と次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を徹底する。 ※共用トイレの場合は、ビルオーナーなどによる清掃を行う。 |
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15 | お客様が入れ替わる時には、テーブル、座席、ドアノブなど、お客様の触れる所をアルコールまたは次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。 | |
16 | 卓上にあらかじめ用意している箸、取り皿、メニュー、調味料などは可能な限り撤去しておき、 お客様が入れ替わるごとに、アルコールまたは次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を行った 上で提供する。撤去が困難な場合は、お客様が入れ替わるごとに、交換または消毒する。 | |
17 | 共用備品(マイク、タッチパネル、ダーツなど)は、お客様が入れ替わるごとにアルコールまたは次亜塩素酸ナトリウムにより消毒する。あらかじめ用意できる場合は、 消毒済みのものを確保し、交換できるようにする。 | |
18 | サラダバーやビュッフェスタイル、大皿での料理の陳列・提供、ドリンクサーバーなど、お客様自らが盛り付ける飲食物の提供は、可能な限り控える。お客様による器具の共用を避け、 あらかじめ取り皿に盛り付けたものを提供するか、従業員が取り分けて提供する。 | |
19 | 宴会時の料理は大皿による提供は控え、あらかじめ取り皿などに盛り付けた状態で提供する。 | |
20 | お客様が残したゴミ(ちり紙など)や利用したおしぼりなどを回収する際には、 できる限り、使い捨て手袋やマスクを着用し、作業後は速やかに手洗いを行う。 |
②従業員の健康管理などの徹底(12P)
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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21 | 始業前、終業後における店舗内の清掃と消毒を徹底する。 | |
22 | 従業員は、せっけんによる手洗い(30秒)を励行する。特に、入店後、接客対応の後、 会計後、客席の清掃後、料理の提供時、終業後などは徹底する。 | |
23 | トイレは、定期的な清掃と次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を徹底する。 ※共用トイレの場合は、ビルオーナーなどによる清掃を行う。 | |
24 | お客様が入れ替わる時には、テーブル、座席、ドアノブなど、 お客様の触れる所をアルコールまたは次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。 |
●その他の対策●
①出入り事業者への協力依頼(13P)
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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25 | 出入り事業者には、各店舗への出入り時に、マスクを着用してもらう。 | |
26 | 出入り事業者に、建物への入館や店舗へ出入りする際に、手指のアルコール消毒または手洗いの実施を呼びかける。 | |
27 | 出入り事業者に、自身や同居家族が37.5度以上の発熱、咳やのどの痛みなどの症状を発症した場合、自宅待機してもらうよう協力を依頼する。 |
②その他(14P)
掲載番号 | 項目 | チェック欄 |
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28 | お客様に、新型コロナウイルス感染症対策を実施中であることをお知らせする。 | |
29 | 宴会予約の受け付け時には、幹事の連絡先を確認記録し、1か月程度保存する。 | |
30 | ガイドラインに基づく対策の必要性について、従業員に丁寧に説明する。 |